山
mountain
詳細情報
筆順
構成要素
山(そのまま)
文化的背景
語源
三つの峰が連なる形を象形した文字。地表が隆起した地形を意味する。「富士山」「登山」など地理的概念から、修行の場としての精神的意味も持つ。
象徴
山は「山脈」「富士山」として高い地形を象徴する。「山場」として重要な場面を、「山賊」として盗賊を表す。自然と困難を示す文字。
精神的意味
神道における神の宿る聖なる場所。山岳信仰は修験道の基盤となり、「山は霊場」という精神性は日本文化に深く根付く。
関連する文化・場面
- 山の頂を目指す
ゲーム
登山の達人/風来のシレン
Shiren the Wanderer(1995)
開発: スパイク・チュンソフト
ダンジョン(山)を踏破するローグライクRPG。
Amazonで見る →言葉・表現
四字熟語
海千山千
うみせんやません
経験豊富で抜け目がないこと
山紫水明
さんしすいめい
山紫水明、美しい景色
物見遊山
ものみゆさん
物見をしながら遊ぶこと
深山幽谷
しんざんゆうこく
深山幽谷
泰山北斗
たいざんほくと
泰山北斗(その道の権威)
風林火山
ふうりんかざん
風のように速く、林のように静かに、火のように侵略し、山のように動かない
山川草木
さんせんそうもく
山川草木(自然)
大山鳴動
たいざんめいどう
騒ぎ立てた割に結果が小さいこと
千山万水
せんざんばんすい
多くの山と川、遠い旅路
雲雨巫山
うんうふざん
男女の情事
高山流水
こうざんりゅうすい
高尚な音楽、深い友情
山容水態
さんようすいたい
山容水態(山水の美しい景色)
屍山血河
しざんけつが
死体の山と血の川、激しい戦い
抜山蓋世
ばつざんがいせい
山を抜き世を覆うほどの力
巫山雲雨
ふざんうんう
男女の情事
泰山圧卵
たいざんあつらん
強者が弱者を圧倒すること
ことわざ・慣用句
山あり谷あり
やまありたにあり
人生には良い時も悪い時もある
塵も積もれば山となる
ちりもつもればやまとなる
小さなことも積み重ねれば大きくなる
詩歌
春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山
Poem #2 from Hyakunin Isshu
あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む
Poem #3 from Hyakunin Isshu
奥山に もみぢ踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき
Poem #5 from Hyakunin Isshu
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも
Poem #7 from Hyakunin Isshu
わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり
Poem #8 from Hyakunin Isshu
立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む
Poem #16 from Hyakunin Isshu
吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ
Poem #22 from Hyakunin Isshu
このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに
Poem #24 from Hyakunin Isshu
名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな
Poem #25 from Hyakunin Isshu
小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ
Poem #26 from Hyakunin Isshu
山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人めも草も かれぬと思へば
Poem #28 from Hyakunin Isshu
山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり
Poem #32 from Hyakunin Isshu
契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは
Poem #42 from Hyakunin Isshu
ありま山 ゐなの笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする
Poem #58 from Hyakunin Isshu
大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立
Poem #60 from Hyakunin Isshu
もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし
Poem #66 from Hyakunin Isshu
あらし吹く み室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり
Poem #69 from Hyakunin Isshu
高砂の をのへの桜 咲きにけり 外山のかすみ 立たずもあらなむ
Poem #73 from Hyakunin Isshu
憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを
Poem #74 from Hyakunin Isshu
世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる
Poem #83 from Hyakunin Isshu
み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり
Poem #94 from Hyakunin Isshu